ラガーマン日誌1


rugby
思い出なんですが、
大学ラグビー専用寮では、
1・2回生の時、
タックル練習だと言われ、
夜、いつも急所悶絶させられてました。

3・4回生では立場逆転っすけど…(笑)

スクラムの第1列のプロップは、
背後から股に腕突っ込まれ、
普通は足の付け根あたりを掴まれて押されるんですが、

夜の練習ではまともに睾丸掴まれ、
グリグリと空豆にされます。

えずいて吐いても許されませんし、
膝を畳に付こうもんなら仰向けにされ、
自分の腕、頭の後ろに組まされて、
両足ひらかされ、膝が腹に付くぐらい折り曲げられまして、

金玉が真上にムキ出しの所、自分と同じフォワードのデブ先輩が、膝ニ―ドロップっす。

絶対に
監督・コーチの前ではやりませんが、
寮の中では、いつも、誰かが吐いてました。

だいたい関東の1部チームなら、
20年前なら、どこの大学でも
(特にフォワードは)
専用寮や合宿は地獄に落されました。

自分は喧嘩は、デブでしたから(175㌢100㌔)強いんですが、
(笑)
大学からは流石にフェアプレー精神学びましたから、手は絶対出しません。

ましてや先輩には絶対服従の時代の体育会っすから…

カバ顔の自分にも、
大学一回生当時、
ラグビーが結構人気あったせいで、
ファンの女の子がいまして、そのひとりの子と付き合いだしました、

…のが悲劇の始まりでした。

そして出かける前…惨劇でした。

まず部屋付き先輩から出しすぎるなよって正面から金パンチ一発。

これぐらいは応援エールだと思い笑ってました。

先輩は後に主将にも選出された男らしい立派な人なので

「じゃあな頑張れよ」
でした。

後輩は三年生で寮長は四年生です。

寮長がやな奴
(元々一本目二本目にもなれない陰湿な奴)で、

ニタニタしながら、

出しすぎるとイカンからな!
って言いながら、俺の肩に手をおき、
いきなり無防備な股間に思いっ切り膝金蹴り。

うずくまって両手と膝をついた所を、
後ろから腰ベルトを持って引っ張り上げ、股ぐら開かされ
背後からマジ金玉をグウでかちあげられ、
あとは頭の後ろで腕くまされ、あお向け状態。

ドスッとニ―ドロップ一発くらい覚悟して股開いたら、

コッパン下げられ指突っ込まれブリーフ越しに睾丸をグリグリと一分ぐらいやられ嗚咽。

マジ空豆体制になったタマを、掌で、
パンパンと10発くらいやられ15分くらい は悶絶してました。

部屋付き先輩が勘弁してやってくださいと言ってくれて解放されました。
膝金喰らった時、自分が

(やりやがったなこの馬鹿)

という目で下から睨んだらしく怒り買ったんだと
相部屋の部屋付き先輩から後でき聞きましたが…

デート中、歩くのも辛く、吐き気と脂汗が引かず汗だくで飯もろくに食えず、

セックスどころか最悪のデートでした。

勿論彼女には本当の話なんかできず、
腹が痛いで通しましたが。

カバのくせに彼女とは1年生から6年間付き合えました。

そのころ、自分がバイであるという気持ちは、まだ頭を持ち上げてはいませんでした。…続



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